アクアポニックスで野菜を育てる栄養のもとは、魚です。
どんな魚を選ぶかで、水温や管理のしかた、育てられる植物の量も変わります。代表的な魚の特徴と、選び方のポイントを紹介します。
01Fish
よく使われる魚
金魚
丈夫で水温の変化にも比較的強く、手に入りやすい魚。家庭のアクアポニックスで最も始めやすい魚のひとつです。見た目も華やか。
メダカ
小さな水槽でも飼いやすい、身近な魚。体が小さいぶん、出す栄養も少なめなので、植物も少なめに合わせます。
コイ
丈夫で長生き。大きく育つため、広い水槽やため池のような大きなしくみに向いています。
ティラピア
海外のアクアポニックスで広く使われている魚。成長が早く、あたたかい水を好みます。
ニジマス
冷たい水を好む魚。水温が低めの環境で使われることがあります。
02How to choose
選び方のポイント
水温
あたたかい水を好む魚、冷たい水を好む魚がいます。部屋の温度や季節で水温がどう変わるかを考えて選びましょう。育てたい植物に合う水温かどうかも大切です。
大きさ
成長したときの大きさを考えて、水槽のサイズに合う魚を。大きくなる魚ほど、広い水槽が必要です。
丈夫さ
はじめてなら、水質の変化に強い丈夫な魚がおすすめです。
観賞用か、食用か
アクアポニックスには、魚も食用として育てる方法と、観賞用の魚と組み合わせる方法があります。食用にする場合は、衛生面などもよく確認しましょう。
03Caution
飼ってはいけない魚もある
日本では、生態系に被害を及ぼすおそれがある外来生物のうち「特定外来生物」に指定されたもの(オオクチバス〔ブラックバス〕やブルーギルなど)は、外来生物法によって、許可なく飼育することが禁止されています。
また、どの魚であっても、飼えなくなったからといって川や池に放すのはやめましょう。魚を選ぶときは、最新の情報を環境省のウェブサイトなどで確認するのが安心です。
04Care
魚を元気に保つために
エサは食べきれる量だけ
食べ残しは水を汚す原因に。
酸素を切らさない
エアポンプで水に酸素を送り続けます。
水の状態を見る
試験紙などで、ときどき水質をチェック。魚の泳ぎ方やエサの食べ方も、大切なサインです。



